仕事内容により勤務形態はさまざまですが、看護師の場合は一般的に2交代制と3交代制に分かれているのが特徴です。

どちらのシフトになるかは、勤める病院によって異なります。2交代制の場合は、1日を2交代で回すことになり、日勤・夜勤という呼び方をします。具体的な勤務時間は、日勤は午前8時半から出勤をして午後17時まで、夜勤は午後16時半から翌朝の午前9時までになる形が多いでしょう。

一方で、3交代制の場合は日勤と準夜勤と深夜勤という呼び方をし、勤務時間は基本的に8時間です。なお、入院設備が整っている病院では、2交代制がとられていることが少なくありません。一般的にはこのような形で、日勤と夜勤のどちらでも働くことになります。

施設によっては日勤のみが勤務時間というところもあります。

これは、外来のみ受け付けているような診療所やクリニックです。そのため、日勤だけを希望するのであれば、就職活動するときは、どのような施設形態で患者に対応しているのかきちんと事前に確認しておきましょう。ただし、日勤のみで働く時間がきちんと決まっていても、勤務が終わった後に勉強会などを開くことがあります。

もちろん、勉強会に参加すれば自分自身のスキルアップにはつながるでしょう。しかし、勤務時間とプライベートの時間をはっきりさせたい人は、勉強会の開催内容も事前に確認が必要です。病院によっては、ほぼ毎日のように行っているところもあります。